2017年4月29日(火)から5月14日(月)まで熊本県の鶴屋百貨店が母の日のイベントを開催。「カーネーションになって伝えよう! お母さん、ありがとう」AR体験イベントを実施しました。鶴屋百貨店さんにしくみデザインのソリューションを導入いただいたのは2016年のクリスマスキャンペーンに続き2回目です。
このシステムはしくみデザインのエンタメサイネージ技術を応用し、母の日にお母さんに渡すメッセージカードを作るシステムです。印象に残るメッセージカードにはさまざまありますが……「お母さんありがとう」と直球で伝えるのは気恥ずかしいもの。
そこで鶴屋百貨店さんと一緒に考えたのが、普段はなれない自分になって「ありがとう」を伝えること、そしてメッセージカードを受け取ったお母さんが思わず笑ってしまうものでした。
感謝と笑顔を組み合わせた今回のメッセージカードでは送った子どもがカーネーションに変身してしまいます。子どもがなりたいものは千差万別。その全パターンをシステムに網羅するのは難しいし、自分がなりたいものが準備されていなかったら寂しい気持ちになってしまいます。そこで母の日のシンボルであるカーネーションに変身してユーモアを加えれば、気恥ずかしくなく、でも素直にありがとうを伝えられるのではないかと考えました。
カメラの取り付けられたテレビの前に立つと、顔検出技術で、お客さまのがカーネーションに変身。リアルなカーネーションというよりは、ちょっとひょうきんなカーネーションです。そしてユニークな動きと共に画面内でポンポンポンと咲き乱れます。
ここで撮影された顔写真を使ってメッセージカードを印刷してお渡しするのですが、カードの印刷には少し時間がかかります。そこでその印刷を待っている間にお客様の顔写真がテレビ画面内を動き回り、テレビを飛び出して、イベント会場の大型ディスプレイに「ママー!」と声を出しながら飛んでいきます。待ち時間を文字通りの「待ち時間」にしない演出がこのシステムのキモです。
普通のメッセージカードにはできない、お店に足を運んでくださったお客様にだからこそ作ることのできる、思わず吹き出してホッとできるメッセージカードが完成です!
お客様はもちろん、鶴屋百貨店の従業員のみなさまにも楽しんでいただける催しものになりました。
こちらのサイネージの様子を動画でもご覧頂けます
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