Sónar+D Startup Competitionは、世界中から応募した120以上のスタートアップやプロジェクトの中からファイナリストに選ばれた10社のみが、欧州の起業家、投資家、企業幹部らによって構成された20人の審査員の前で公開プレゼンテーションを行い、優勝を競うものです。プロダクトのクリエイティビティやテクノロジーだけではなく、ビジネスの可能性や成長性など幅広い観点から審査が実施されました。「KAGURA」は、常にユーザーの視点からプロダクトを語っていたことが高く評価されグランプリを受賞、そしてグローバル展開の可能性が評価され特別賞と、合わせて２つの賞を獲得しました。

プレゼンテーションでKAGURAを実演する中村俊介

KAGURAは、何にも触れずに体を動かすだけで演奏できる新世代楽器アプリケーションです。人の動きやジェスチャーなどを見分けて自在に演奏することができ、ただ動くだけでもちゃんとした音楽になり、狙って動けば思い通りの演奏も可能な誰もが楽しめる楽器で、さらに、簡単操作でオリジナルの楽曲を作ることが可能な、初心者からプロのミュージシャンまで創作やパフォーマンスができる新しい音楽ツールとなっています。

現在、期間限定でKAGURAの無料体験版を配布中です。WEBサイト（ http://www.kagura.cc/ ）にてメールアドレスを入力された方にだけ、ダウンロード可能なURLを送付しています。

しくみデザイン代表取締役兼「KAGURA」開発者の中村俊介は今回の受賞を受けて次のように述べています。「音楽とテクノロジーを融合させたKAGURAが、言葉や文化を越えてヨーロッパで評価されたことが非常に嬉しい。さっそく各国から様々なコラボレーションのオファーを頂いており、世界展開にむけての最高の一歩となりました。」

なお、KAGURAはこの夏、アメリカのクラウドファンディング「Kickstarter（キックスターター）」に挑戦いたします。今回のSónar+D Startup Competitionでのグランプリ受賞を世界市場にむけての足掛かりとして、さらなる展開へと邁進いたします。

■株式会社しくみデザインについて

中村俊介が 2005 年に設立。「みんなを笑顔にするしくみをデザインする」という企業理念の下、ユーザー参加型コンテンツの企画、設計、開発を主な事業とし、インタラクティブコンテンツのパイオニアとして、800件以上という日本随一の実績を積み重ねてきました。

2013 年末にはインテル社主催のコンテストにて世界一となるなど、今 UI/UX 分野の新しいイノベーターとして世界中から注目されています。

URL : http://www.shikumi.co.jp/

■KAGURAとは

カメラの映像をリアルタイムで画像処理をすることで人の動きを認識し、音楽を創り出す楽器アプリケーションです。（特許取得済み）

2002年、中村俊介が九州芸術工科大学院生のときに制作したメディアアート作品から始まったプロジェクトで、これまでにアートからビジネスまで、さまざなコンテストで受賞しており、2013年には米国インテル社主催のコンテストで世界一となりました。

公式サイト: http://www.kagura.cc/

動画:https://www.youtube.com/watch?v=SvOfu9NifyY

https://youtu.be/dW0gI6W-ztE

■Sónar+D Startup Competition Award　審査結果（英語）

http://sonarplusd.com/gallery/startup-competition-awards-2016/

■Sónar（ソナー）とは

1994年にスペイン・バルセロナで始まり、いまでは世界中から約15万人の観衆を集める最先端音楽とメディア・アートの祭典。

「ADVANCED MUSIC×NEW MEDIA ART」をコンセプトに、最先端のダンスミュージックとメディアアートを融合させた、オリジナリティ溢れるコンテンツで、コアな音楽ファンからアートやカルチャーに精通する感度の高い人達や、各方面のメディアからも高い評価を得ているミュージックフェスティバルです。2013年からは「Creative, Technology, and Business」を掲げた「Sónar+D」がスタート。

URL　Sónar : https://sonar.es/en/2016 （英語）